hotaru icon四日市の北勢地域を中心に生息するホタルの仲間

 ~日本の初夏の風物詩でもあるホタル~

平成20年 彦左川のホタル

平成20年 彦左川のホタル

 普通、一般によく知られているのは、ゲンジホタルとへイケボタルであるが、専門の研究者によると、世界中には約2000種が生息し、その内日本には46種、三重県では14種が確認されている。そして、その他多くのホタルは赤道に近い熱帯地域に生息している。

 ホタルは甲虫目のホタル科に属する昆虫で、発光する昆虫と言われているが、発光しない種類の方がはるかに多い。また、幼虫は、水中生活をすると思われているが、水中で生活をするのは、日本のゲンジボタルとヘイケボタル及びクメジマボタル(沖縄県に生息)の三種類とインドとインドネシアに生息するなどで、他のほとんどのホタル一生を陸上生活するのが普通である。日本のゲンジボタルは、外国では特に珍しい種類だとされている。

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